「スラム街の暮らしを肌で感じたい」学生達に伝えたいこと
こんにちは、ごろゆる@goroyuru_caです~。
クラウドファンディングサイトCampfireで大学生3人男性が、フィリピンスラム街の子供達に夢を与えたいというプロジェクトにネット上で批判が殺到。
スラム街の子達と会話をしたり遊びで交流し夢を与え、その活動を映像でみなさんに届けるとのこと。
「スラム街の暮らしを肌で感じたい」炎上中。
旦那さんがフィリピン出身なので聞いてみた。スラムの人達は貧乏でも自分達でかわいそうと思ってない。
夢とか希望はいらないそうです。
行く前にフィリピン人によーく現地のこと聞いた方がよいよと苦笑しながら言ってた。https://t.co/gORtbsUdPn— ごろゆる@南カリフォルニア (@goroyuru_ca) July 3, 2018
旦那さんがフィリピン出身だったので思わずつぶやいたら、たくさんのリツイートといいねがあった。
140文字だと言葉足らずで全部が伝わらなかったかもと思って、記事にしてみたよ。
フィリピン出身の旦那さんに質問
旦那さんは、お国柄か基本陽気。
今回のことを質問したら笑って
「あーそういう夢と希望を与えたいとかなら、フィリピンに行くのは間違った選択だわ。」と、どういうことか続けて聞くと、
「スラム街の人達は、貧乏だし食べ物もないけど、不幸だとは思ってないのよ。遊んで夢と希望なんかより食料がほしいと思う。」
「スラム街の危険さ知らないからね…」とここは苦笑い。
「行く前に日本にもフィリピン人いるでしょ?その人達にスラム街ってどんなところなのか、フィリピン人ってどんな人達なのか、よーく聞いてから行った方がいいと思うよ。現地でもガイドつけてね。」とアドバイスも。
ケイシー・ナイスタット(Casey Neistat)の慈善事業
海外の大人気Youtuberのケイシー・ナイスタット。
ニューヨークの街を電動スケボーで走り回ってVlogを撮影。
ドローン使ってスノボしながら空中を飛ぶことも。やることが大胆な彼。
2013年彼が、台風で被害にあったフィリピンに行ったビデオ。
スポンサーから$25,000をもらった彼がしたことは?
現地の人が求めているものは?
若い彼らを全否定してるわけじゃない
スラムに行きたいクラウドファンディングの件、批判がでて当然だけど叩き潰すのは本人のためにもならないと思う。出発前にしっかり練り直した企画が出てくるかもしれないし……そこまで狙っての炎上だったら大したもんだが、うがった見方すぎるかな
— はっしー@海外プログラマ??元社畜 (@hassy_nz) July 3, 2018
わたしもはっしーさんの意見に賛成。
この記事を見た時に、まっさきにおばちゃん心で「キケンっ!」と心配になったわー。
自分も学生の時は日本の外のことなんか何も知らずにいた。
こうやって言えるのも年をとって経験してきたからってのもあるし。
Twitterでいろんな人から意見が聞けたわけだし、参考にして実際に見てくるのもいいと思うぜ。
キケンですよねー。
でも、いいきっかけだから現地の人つけて安全を確保して、現実や日本の外の世界を見てくるのもいいのかとも思いました。— ごろゆる@南カリフォルニア (@goroyuru_ca) July 4, 2018
残念ながらサイトページは削除されてしまったので、このプロジェクトは無くなったぽい。みんなは、この件どう思った?