考えて服を買うこと
こんにちは、三度の飯は好きだけどファッションについては無頓着な(@goroyuru_ca)です。
ファッションにはうとく、基本新しい服を買うのは、完全に破損したとき。
例えば、パンツの擦れてた箇所がビリっといった時とか靴底が取れて歩けなくなったとかw
ここ数年、ファッション無頓着に拍車がかかっていて、振り返ってみると服を買う頻度わたしと旦那氏1年に2着ぐらい。
こうなった理由にはコロナで家に引きこもってるのもあるけど、数年前バイリンガルニュースのポッドキャストでfast fashionを知ったこと。
ファストファッションとは?
ファストファッション (fast fashion) は、最新の流行を採り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態
Wikipedia
代表的なブランドを見てみると、ユニクロ、ZARA、H&Mなどなど。
めったに服を買わないけど、買う時にはお世話になってるお店。
サイズも豊富だし値段もお手頃ね。
このファストファッションがさまざまな問題を抱えていて、例えば服を作るために発展途上国の人達が劣悪な環境で働いてたり、環境が汚染されている。
ドキュメンタリーThe True Cost
最近ファストファッションのドキュメンタリーを見た。
低価格ファッションを支えている発展途上国の現状が描かれていた。
安いことのほんとうの意味が分かる。
みどころ
発展途上国の縫製工場では1日2ドルで劣悪な環境で長時間労働をしていて、農場や工場では農薬、化学薬品で環境汚染、働く人達の健康被害も出ている。
【特に印象的だったこと】
・ファッション業界では1年に420シーズンある(んな必要ある??)
・発展途上国への服の寄付で大量の服の山、地元の縫製業はなくなった
自分もよかれと思って寄付してたから、もしかしたら親切の押し売りをしていたのかも…
・後半にアメリカのブラックフライデーセールでショッピングに狂った人達→工場で働く女性達→ファッションショー→汚染された川とファッションを売ったり楽しむ側とファッションを作ってる側の映像が交互に流れる演出はショック
知って考えて買う
もちろんファッション業界の仕事で食べてる人達もいて、ファッションを楽しむ人達もいるだろうし、カルチャーの一部だったりもする。
消費する方も、金銭的に余裕がないと高価なものを買うのが難しいし(わたしもその一人だな)
でも、背景をちゃんと知って考えて消費した方がいいよね。
安価なファッションを楽しめてる裏にはたくさんの人の労働や環境の対価が払われているってこと。
そして、これってファッションだけじゃなくて、物や食べ物にだって言えるんじゃないかって考えて、どないしよーと最近考えておりますわ。
そうそう、動画に出てくるPeople treeというフェアトレードのブランドが気になってる。
服をめったに買わないからこそ買う時は、フェアトレードに取り組んでるお店か古着にしようかなー。
無頓着でボロボロになるまで服を着てたけど、今後も着倒していきたいわけです。